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がんサポートグループ企画・運営者のためのフォローアップ研修会を開催しました。

令和5年11月23日 「がんサポートグループ企画・運営者のためのフォローアップ研修会」を開催いたしました。この研修会は令和2年度から3回開催された「がんサポートグループ企画・運営者のための研修会」を修了された方を対象に実施したものです。今回はオンラインで開催し、32名の方が受講されました。研修会や配信拠点の様子をご紹介いたします。

プログラム

日程 内容
13:00~13:20 開会のあいさつ、オリエンテーション
13:20~14:00 サポートグループ好事例紹介
14:00~16:00 事例検討
16:00~16:30 情報交換
16:30~17:00 まとめ、閉会のあいさつ

開会のあいさつ、オリエンテーション

13:00から平井啓先生(大阪大学大学院)のオリエンテーションが始まりました。この研修会の背景や目的、研修会の概要を説明いたしました。この研修は、ピアサポーターとの連携・取り組みの強化、ファシリテーションスキルの向上、各施設での具体的な取り組みついての情報共有などを行うことを目的に実施されました。

平井啓先生によるオリエンテーショ

↑平井啓先生によるオリエンテーション

平井啓先生によるオリエンテーショ

サポートグループ好事例の紹介

オリエンテーションの後は吉田稔先生(日本赤十字社熊本健康管理センター)による講義です。「がんサポートグループ企画運営者のための研修会」の事後アンケートに要望の多かった、様々な地域の特色ある試みについて紹介いたしました。また、令和4年8月に発出された「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針」についても触れ、都道府県やがん診療連携拠点病院に求められることなどについても確認をしました。

吉田稔先生による講義

↑吉田稔先生による講義

吉田稔先生による講義

事例検討

サポートグループ好事例紹介の後は、「事例検討」です。「仮想のグループを通じて、ファシリテーターとして、自身であればどのように対応するかについて考える」ことを目的に、2つの課題について「参加者の言葉にどう返すか。ファシリテーターとしてどうすすめていくか」をグループで検討しました。

齋藤円先生による講義。
齋藤円先生による講義。

↑齋藤円先生による講義。事例検討の進め方について講義しました。

グループごとに事例検討を行った後、全体会場(メインセッション)に戻り、全体で振り返りを行いました。各グループの代表者にどんな意見交換がなされたか発表してもらいました。

情報交換

2つの課題に対する事例検討を行った後、30分間の情報交換の時間を設けました。今回はフォローアップ研修会ということもあり、「がんサポートグループ企画運営者のための研修会」を終えたあとの自施設での活動などについても、活発な情報交換・意見交換が行われました。

質疑応答、閉会あいさつ

最後に質疑応答として、情報交換の間に出た質問をこの時間で取りあげ、講義を担当した講師から回答しました。
またこの研修会の総括を行った平井啓先生から閉会のあいさつをし、会は閉会いたしました。

フォローアップ研修会ははじめての試みとなりましたが、終了後のアンケートでは「ファシリテーターとしての役割を再認識することができ、実践につながる学びになった。」「先行する好事例を知ることができ、参考になった。」といったお声を寄せていただきました。また、受講者皆様のおかげでスムーズな運営となりました。厚く御礼申し上げます。
この研修会の学びが、各ご施設のピアサポート活動やサポートグループ活動の企画運営に生かされることを願っております。

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