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長崎県フォローアップ研修会を開催いたしました

令和4年1月29日、長崎県にてピアサポーターフォローアップ研修会を開催いたしました。令和2(2020)年11月にピアサポーター養成研修会を受けたみなさんと、ピアサポーターに必要なスキルを一緒に学習しました。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、受講者・講師が全員WEBで参加し実施しました。研修の様子をご紹介いたします。

フォローアップ研修会のタイムテーブル


時間 内容
13:00~13:05 5 開会のあいさつ・オリエンテーション
13:05~13:30 25 ピアサポート基礎知識の復習
13:30~15:20 110 事例検討
15:20~15:30 10 休憩
15:30~16:40 70 自分の体験を語る
16:40~17:00 20 まとめ・閉会のあいさつ

開会のあいさつ・オリエンテーション

日本赤十字社熊本健康管理センター所長の吉田稔先生による、開会のあいさつとオリエンテーションです。 この研修会の目的や今日の運営に関わる講師・スタッフを紹介しました。


講義開始

ピアサポーター基本知識復習

広島大学病院 倉田明子先生によるピアサポーター基本知識復習の講義です。約1年前に学習した基本事項を確認しました。


バウンダリーについて

事例検討

次に事例検討のセッションです。各グループにピアサポーター、長崎県の医療者のみなさん、講師が分かれます。「○○歳、△△がんの方がピアサポーターに相談に来た」という架空の事例について、どのように話を聴くか、気持ちに寄り添うかといったことをグループごとに検討しました。グループでの検討では、ピアサポーターの方が議論に集中できるよう、医療者の方に書記を担当していただきました。


事例検討

グループごとに検討した後、全体で共有をしました。WEBの「画面共有機能」を使い書記の方が記録したメモを提示しながら、ピアサポーター代表1名がグループでの話し合いを発表しました。

自分の体験を語る

最後に「テーマを決めた自分の体験を語る」のセッションです。昨年度実施した養成研修では自分の体験を自由に3分間で語っていただきましたが、今回は「テーマを決めて1分間で」話していただきました。提示された9つのテーマから、自分で話したいことを選んで語っていただきました。1分間は長かった・短かった、いかがだったでしょうか。

まとめ・閉会のあいさつ

この研修会の総括を行った都立駒込病院の秋月伸哉先生からこの研修会のまとめ、閉会のあいさつをして終わりました。最後にWEBの画面を通して集合写真を撮影いたしました。


新型コロナウイルスの状況の元ではありましたが、WEBを使って皆様と学びを深めることができました。ご参加いただいた長崎県のピアサポーターのみなさま、長崎県がん診療連携協議会相談支援部門の皆様、長崎県医療政策課のみなさま、ありがとうございました。今後長崎県でのピアサポート活動がさらに展開されるよう、引き続き協力して参りたいと思います。

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